2006.8月劇場映画「太陽」鑑賞禄

愛知県名古屋市にあるシネマスコーレにて「太陽」（劇場映画）を鑑賞。立ち見が出るほどの相変わらずの大盛況。ただ、戦後61年経った現在の日本で、また開かれた皇室に慣れ親しんでいる平和ボケの人たちがこの映画を観て、果たして何か伝わるものがあるのだろうか、というのが正直な感想。誤解を恐れずにあえて云うならば、どうしてこの世からいじめがなくならないのか、を考えてみる。それはいじめlられっ子がいるからだ。ある子をいじめるという共通の目的を持ってして、誰かひとりをターゲットにすることで皆が妙にまとまるということがあるという経験は、市井の学校に行っていた人なら誰しもが経験したことではないだろうか。そのいじめられっ子をかってでていたのが、天皇と云う名のヒロヒトであった、と捉えるのがわかりやすい観方なのでは、と考えてみたりする。また、イッセー尾形の熱演は、やや作りこみすぎの感が気になるものの、やはり光っていたので星4つ。